92.2004年7月 面白白樺倶楽部のご案内

演題「志賀直哉とメーテルリンク」

講師 倉智恒夫氏
(川村学園女子大学 人間文化学部長 日本文化学科教授 千葉大学名誉教授 日本比較文学会理事・東京支部長)
期日 2004年7月9日(金)18時30分より
場所 当館コミュニティールーム

「蹴りたい背中」
講師の倉智恒夫氏

志賀直哉は外国文学との関わりから論じられることの少ない作家でした。 しかし学生時代の「手帳」などを見ますと、ハウプトマン、イプセン、ゴルキー、ドストエフスキー、メーテルリンクなど、 おびただしい数のヨーロッパ世紀末文学の書物に関するメモが記されています。影響とは直接の借想とか源泉といった表層からではなく、 もっと深層における響きや匂いに感得されるものかもしれません。
今回はベルギー象徴派のひとりメーテルリンクとの関わりから志賀直哉の作品を読み解いていただく事といたしました。
久しぶりに志賀直哉の作品論をじっくりとお楽しみ下さい。

《略歴》

1936年 東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。

《専門・研究分野》

比較文学、比較文化、フランス文学 ・ 統合ヨーロッパの文化政策、日本近代文学の比較文学的研究

《主な研究業績》

  • 比較文学、比較文化、フランス文学 ・ 統合ヨーロッパの文化政策、日本近代文学の比較文学的研究

  • 『フランス文学史』(共著、1979年、白水社)

  • 『祭りのディスクール』(共著編、多賀出版1992年)

  • 『幻想のディスクール』(共著編、多賀出版1993年)

  • 『多元性のディスクール 』(共著編、多賀出版1997年)

  • G.ロデンバック『霧の紡車 』(図書刊行会1984年)

  • M.メーテルリンク『室内』他(図書刊行会1984年)

  • エミール・ゾラ『ムーレ神父のあやまち』共訳(藤原書店2003年)

  • 「芥川龍之介とテオフィル・ゴーチェ」東京大学「比較文学研究」18号
    1971年(朝日出版社『比較文学研究―芥川龍之介』に再録)

  • 「芥川龍之介読書年譜―フランス文学関係図書」同上書43号
    1983年(学術文献刊行会『国文学年次別論文集近代3』に再録)

  • 「芥川龍之介読書年譜―英・露・独・北欧関係図書」現代文学1983(有精堂『芥川龍之介とその時代』に再録) 他多数

「志賀直哉とメーテルリンク」
日時: 2004年7月9日(金) 18時30分より
場所: 白樺文学館 コミュニテイルーム
参加費(特別料金): 1000円
定員: 定員25名 どなたでも参加できます。

◎お申し込み方法
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Tel 04 (7169) 8468  Fax 04 (7169) 1837